ドラクエ10の家の売れ行きと住宅販売事情

12月アップデート向けの情報はこちら!(投資市場としてのドラクエ10、12月アップデートまでにやっておきたい金策準備(お金の稼ぎ方 その5))

12月のアップデート向け情報その2もあります。


ついにドラクエの大型アップデートがありまして、色んなものがバージョンアップしています。中でも大きいのは「住宅」の登場で、これでゲーム内に家を買うことが出来るようになりました。僕も初日に買っちゃったんですが、写真は家の前から見える雲海と夕日です。景色が良いのでここにしてしまった…住所はグレン雲上地区3丁目1番地です。遊びに来たらぜひコメント残して行って下さい!

と言うわけで今日はその「住宅」について、ゲーム内でどんな感じで家が売れているか。一言で言うとドラクエ内の住宅界は「圧倒的に供給過多」「一等地(と住んでる人が思ってるだけ)とそれ以外の差が激しい」と言う感じになっております。いつものノリで「ドラクエは現実世界を反映している!」とか言いたかったんですが、ことこれに限ってはとてもゲームっぽい動きをしてるなぁと思います。

そもそもドラクエの中における「住宅」「家」とは

オンラインゲームの中で家を買えるシステムって、結構色んなゲームであったりするんですけど。基本的には自己満足なんですが、家の中にアイテムいっぱい置けたり宿屋代わりに出来たりと言う実際のメリットもあります。

家はゲーム内の「住宅村」と言うエリアにあって、現状では

  • 5つの街×3地区×5000丁目×7番地=約50万戸(そのうち約3〜4割くらいは未実装なので、実際住めるのは30万戸くらい)

ぐらいの土地が広がっています。この土地をゲーム内で買って、自分だけの家を建てられる!と言うのがドラクエの中の家システムです。内装や外装を変えたり家具を置けたりするので色んな個性が出せるし、人の家に遊びに行くことも出来る。これだけでも結構多彩な遊び方が出来るのでうまいゲーム内CGMになってるなと思います。

初日に家がどれだけ売れているか

2012/10/13時点で数日分の売れ行きを調べてみたら、一丁目から数えて完売している丁目を数えるとこんな感じでした。(1番地でも残ってたらカウント外)

地区 完売してる丁目
グレン 草原地区 61
グレン 雪原地区 7
グレン 雲上地区 3
アズラン のどかな農村地区 12
アズラン おごそかな林道地区 5
アズラン 静かなる湿原地区 2
ガタラ 古代都市地区 13
ガタラ 水没遺跡地区 3
ガタラ 採掘現場地区 3
オルフェア トゥーンタウン地区 115
オルフェア マッシュルーム地区 11
オルフェア フラワーガーデン地区 11
ジュレット うるわしの浜辺地区 66
ジュレット 白亜の臨海都市地区 13
ジュレット 未開のジャングル地区 3

1丁目につき4番地分か7番地分の土地があるので、合計で1500程度。ちなみにこれは完売している丁目だけ数えたものなので、それ以降でもゾロ目やキリ番などいっぱい売れてますからざっくり見積もってこの倍くらいは売れてるんじゃないかなと。なので大体3000戸かそれ以上くらいですかね、数日で売れたのは。当日買えなくて翌日や週末に売れる分も考えると、それらも含めたスタートダッシュ販売分は5000くらいになるんじゃないかなと。ので、前回の記事で書いた予想は結構当たってたなーと言う感じです。

1万人が初日に買うとは言いませんが、半分の5000人くらいは初期の1週間以内に買うんじゃないでしょうか。固く見ても2, 3000人くらい?仮に5000人が初日に買ったとすると、

  • 50万G × 5000人 = 25億G

が一気に動きます。

立地による売れ行きの違い

どこが人気があるか、いかにもゲーム的な話なんですが。各街に地区が3つずつあるうち1つの地区がメインで他はサブになっていて、便利な施設はメインにしかないので利便性が結構違っています。なので土地の売れ行きも当然メイン地区が圧倒的に進んでいます(値段は同じなので)

そして個別に見て行くと「777丁目」「100丁目」などゾロ目やキリ番の数字、あるいは自分の誕生日なんかの丁目が人気があるみたいです。あとは単純に丁目が若い土地ですね。場所によっては景観がとても良かったりするので、それで買ってる人もそれなりにいそうな感じです。例えばジュレットの街の白亜の臨海都市地区の7番地なんかは家のすぐ横に虹がかかっているオーシャンビューなので人気が高かったりします。

あとそもそもなんですが、バザーの流通量や人の混み具合で言うとグレンが圧倒的なんですけど、売れ行きを見ると住宅についてはそこまで集中してはいないようです。

(予想)住宅地ごとの人の属性の違い

以下の表は、同2012/10/13時点での各町ごとのウェルカムハウス設定数です。ウェルカムハウスと言うのは「自由に遊びに来て良いよ!」と言う設定で、これを設定してある家にランダムで飛んだりして交流を深められる仕組みです。

ウェルカムハウス設定数
グレン 491
エルトナ 281
ガタラ 131
オルフェア 648
ジュレット 624

合計で大体2000ちょっとなんで、半分くらいのユーザが設定してることになります。これは予想なんですが、住宅によって人の属性が違いそうだなぁ、と思ってまして。売れ行きで言うとグレンもジュレットも大体同じくらいの数なんですが、それでもウェルカム数がジュレットの方が1.5倍あると言うのは、交流目的(あと家を楽しむ)の人がジュレットには多くて、グレンはそうでもない、と言うことを表している気がします。

1つ目の表を見れば分かるのですが、サブ地区なのにジュレットの臨海地区だけはとれも売れていて。特に7番地だけは100丁目くらいまでずっと売れています。これはひとえにその景観だと思います。オルフェアのフラワー地区とマッシュルーム地区も結構売れているのは同様じゃないでしょうか。ちなみにオルフェアトゥーンタウン地区は施設配置がとても便利なので売れ行きはがよさそうです。

今後の住宅売れ行き予想

いったん今週末が終われば落ち着きそうな気がします。週末は値段が40万くらいになってますが、40万も50万もぶっちゃけ変わらないので…(前回記事の所得格差の話の通り) 恐らくしばらく売れ行きはどんどん下がり、ミニマムの2万かその少し上(3, 4万とか)くらいから上がり始めて、世の中の人ほぼ全てに家が行き渡るんじゃないかなと思います。10万くらいから売れるのではって話もありますが、世の中の普通の人はそんなに出さないだろう…と予想。上に書いたような既に売れている「一等地」(と住んでる人は思ってる)だけが50万で売れて、それ以外はみんなほぼ最低価格近くで買うのかなと。買い方は2極化しそう。

ちなみに家が足りなくなったら5001丁目以上が追加されるって話があったんですが、準備されている戸数が30万戸以上あるので、そもそも売り切れない気がします。

おわりに

最初にも書いたんですが、ゲーム内の家なんてほんと趣味なので、まさにゲームって感じです。50万で買っても2万で買っても、そもそも住所の数字が違うだけで機能は同じなので。(施設のあるメイン地区だけは先に売り切れそうな気はするので、そういう意味では機能は違ってくるかも知れないけど。)

趣味で買って、趣味で外装や内装を変えて遊ぶっていう。そういうゲーム。現実の家は無いと生きていけないものだけど、ゲーム内の家はそもそも「なくていい」ものですからね。その辺が、最初に書いた「現実世界を反映していない」と言う理由なのだろうなぁ、と思いました。まる。

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