ひみつ堂のかき氷とぼくの夏休み(夏の庭―The Friends - 湯本 香樹実)

9連休です。ごめんなさい。

日暮里においしいかき氷屋さん(ひみつ堂)があると言うので行って来ました。暑いし混んでそうだなーと思って行ったらまさかの4時間待ち…なぜ午後1時の時点で既に夕方5時の整理券を配っているんだ…。ディズニーランドでした。午後2時とか3時の整理券は午前中には捌けちゃうそうなので、来る時は午前中に一度整理券もらってからその時間にもう一度来るようにした方がいいですね。これも完全にディズニー方式ですが。


と言うわけで4時間後にもう一度来ました。シロップとか手作りで超おいしかったです。お店の作りとか見てても丹精込めて作られてる気がして、あと暑さもあってよりおいしく感じられました。次来た時はいちごのやつ食べたい。


        • -

「夏の庭」と言う本を読みました。小説と言うよりむしろ絵本に近い感じで。子どもの頃の夏の記憶そのもの。そういえば夏休みってこういう感じだった。

よつばと」も「ぼくのなつやすみ」も、それを好きなのは子どもじゃなくて「おとな」なのですよね。過去の記憶は誰にとっても美しくなるし、もう手に入らないからこそより貴重なものに思えて来るのでしょう。だからこの本は子どもの話だけど、おとな向けの絵本みたいな感じがしました。

もしかすると、歳をとるのは楽しいことなのかもしれない。歳をとればとるほど、思い出は増えるのだから。 - P.155


今日は鎌倉まで自転車で行こうと思ってたけど暑過ぎるからやめて、家で夏休みの宿題をすることにした。今なら自由研究も読書感想文もいくらでも出来るのにな。当時は知らなかったその楽しさを昔の自分にはもう教えてあげられないから、代わりに自分の子どもにそれを教えてあげたい。好きなものを作ってもいいし、好きなことを考えていいし、好きなことを書いていい。その許されている世界で好きなだけ羽根を伸ばすことが人生を楽しく生きるコツだと思うから、子どもには自分の自由の使い方と楽しさをまずは知って欲しいなと思う。

例によって結婚の予定も子どもの予定もありませんが、先に書いておきます。これも自由!まる。

夏の庭―The Friends (新潮文庫)

夏の庭―The Friends (新潮文庫)

よつばと! (1) (電撃コミックス)

よつばと! (1) (電撃コミックス)